フロアヒンジ

- フロアヒンジについて -

1. フロアヒンジとは

フロアヒンジとは、ドア(開き扉)の軸側の床に埋め込まれ、ドアの荷重を支え、開けられたドアをソフトに確実に閉める制御装置です。ビルや店舗などの出入口の重量ドアに多く使用されています。

フロアヒンジとは

2. フロアヒンジの構造・種類

その構造は、フロアヒンジ本体にバネとオイルダンパーが内臓されており、バネが扉を閉める力を生み出し、オイルダンパーが閉じる力を制御します。
種類は、大きく分けて2種類 一般ドア用(框ドア・木製ドア) と、強化ガラスドア用(テンパードア用) に分けられますが、他にも 防火ドア対応 のフロアヒンジや、水が侵入しないように設計された 防水型、床が石張りやじゅうたん張りの場合でも対応できる 石張り仕様じゅうたん張り仕様 などの特別仕様のものもあります。

フロアヒンジの構造

一般ドア用 / 強化ガラスドア用 フロアヒンジ

3. フロアヒンジの不具合・交換

このように外観的にきれいで、機能的にもとても便利なフロアヒンジですが、長年使用していると油漏れ(オイル漏れ)や錆び付き・腐食などが起こり、扉の開閉スピードが速くなり過ぎたり、フロアヒンジが浮き上がって扉がガタついたり、閉まらなくなったりというような不具合が生じてきます。このような症状が見受けられ始めた場合は、早めのフロアヒンジの交換をおすすめします。もしそのままの状態で使用し続けると、扉本体や枠側の破損へと繋がり、最悪の場合、扉本体や枠側まで交換が必要となってしまう可能性も出てきます。
なお、フロアヒンジの交換については、専門的な知識・工具が必要となってきます。また、防犯上の観点からも、DIY感覚で自分で交換しようとはせず、必ず最寄りの専門業者(例:建具交換・修理屋さん、ドアの補修・交換屋さん、ガラス屋さんなど)をお探し下さい。

  • フロアヒンジ不具合:油漏れ(オイル漏れ)油漏れ(オイル漏れ)
  • フロアヒンジ不具合:錆び付き錆び付き
  • フロアヒンジ不具合:腐食・浮き上がり腐食・浮き上がり

4. 当店でのフロアヒンジの取り扱い

当社は、九州一円のサッシメーカー様や補修業者様、工務店様などに多数の納品実績がある建築金物の総合商社で、オンラインショップはその一部として運営しております。今では、全国各地の業者様にも納品させていただいております。フロアヒンジの 見積ご依頼(標準品~特別仕様品)交換品の選定部品の取り寄せ廃番品の後継機種選定など、ご質問・ご要望がございましたら、何なりとお申し付下さい。当店の お問い合わせフォーム よりご連絡いただきましたら、順次対応・回答させていただきます。

5. 取扱いメーカー・ブランド

※種類が膨大にある為、掲載できていない商品もございます。お探しの商品が見つからない場合は、 お問合せフォーム よりご連絡下さい。順次対応・回答させていただきます。

6. フロアヒンジの交換機種選定

既設フロアヒンジの現調写真・実測寸法を送っていただくことで、交換品の選定・御見積書をご提案させていただいております。写真撮影・実測方法については、下記をご参考下さい。

《 写真の撮り方 》

  • 扉全体(上枠まで含めて ①閉じた状態、②開いた状態)
  • フロアプレート・刻印
  • 中身本体(プレート刻印と異なる商品が設置されてあるケースがございます。)
  • アーム・トップピボット
  • 写真の撮り方:扉全体扉全体
  • 写真の撮り方:フロアプレート・刻印フロアプレート・刻印
  • 写真の撮り方:中身本体中身本体
  • 写真の撮り方:アームアーム
  • 写真の撮り方:トップピボットトップピボット

《 寸法の測り方 》

  • プレートサイズ(小・大)
  • 堅枠から軸心までの距離

プレートサイズ


  • トップピボットのプレートサイズ

トップピボットのプレートサイズ

※稀に当店では、取り扱いできない機種がある場合もございます。機種選定・お見積り回答できない場合もございますので、予めご了承ください。
お問合せフォーム より、ご送信下さい。